やぴー、金なし英語力なしコミュ力なし三重苦の私です。
先日、ようやくBCIDを申請しに行けたので、申請方法について体験談を交えてお話しします。
- BCIDって何?
- BCIDの申請って難しいの?
- 申請に必要なものって?
- 申請の時ってどんな感じ?
そんな疑問を持つ方の参考になれば幸いです!
ちなみにBCIDの取得は私でもできたので、大体の方はできると思います笑
BCID(British Columbia Identification Card)って?
BCIDとはBC州公認の身分証明書のことです。日本では運転免許証がよく写真付きの身分証明書として使われますよね、カナダでも同じなようです。
が!それを取得できない(年齢や様々な理由によって)方向けの写真付き身分証明書が、このBCIDです。
BCIDはICBC Driver Licensingというところでとれます。(MapアプリでICBCと入力していただくと最寄りの場所が見つかると思います。)
ワーキングホリデーの方でも、ビザの残存期間が6か月以上あれば申請できます。
もちろん日本の運転免許証をお持ちの方は、それを書き換え、切り替えするという方法もあります。私も持っているのですが、書き換え切り替えの場合、帰国した際にまた手続きするのがなあ…という面倒くささが勝ってBCIDを取得しました笑
兎にも角にもこれがあれば、わざわざパスポートを持ち歩かなくて済むというわけです!
私はバンクーバー到着初日にパスポートを失くしているので、早く取得したかったんですよね笑(このお話はまた今度書きますね)
パスポートを持ち歩くのはやはりリスクがあるし、かといって身分証明書一つも持ち歩かないのもなあ…という方には取得をおすすめします。(後、お酒や煙草を嗜む方は身分証を求められることが必ずありますので、そういった方にもおすすめです笑)
BCIDの申請は特に難しくない
次に申請の難易度についてですが、特に難しいことはありません。
ざっくり言うとWebページから予約して(めちゃくちゃ並ぶので予約することを強くおすすめします!日本でいう市役所の手続き、運転免許証更新の手続きばりに並びます笑)、オフィスを訪れて、受付、番号を呼ばれたら必要な質問に答えて、料金の支払い、写真撮影、完了!あとは郵送を待つだけ!といった感じです。
細かい部分についてはこの下に申請の流れを細かくまた書きますので、そちらを参考にしてください。
- 予約をきちんととる
- 聞かれる質問の答えをスマホのメモにまとめる
- 申請の流れを把握する
これだけしておけば、多少英語分かんなくても私は申請できました笑(担当のお姉さまの英語が早すぎて、何聞かれてるかわかんなかったんですけど、質問される内容は把握してたので、多分このことだろうという感じで受け答えしてました。)
※みなさん英語が第二、第三言語の方相手になれていらっしゃるようです。
なので、いや、早すぎて何言ってんだか…ってなったら、素直に『Sorry,Could you speak more slowly?(すみません、もうちょっとゆっくり話していただけますか…?)』と一言お願いするのも有りですよ!
そんなの無理だよ!って方は、困った顔で、『Sorry?』と聞き返せば、大体察していただける、と思います笑
私も一瞬考える素振り見せたら、分かりやすい単語に言い直していただけて、あーそれね、って感じで答えてました(偉そう)
ですので、そんなに心配なさらなくても申請自体は難易度は高くありませんよ!
申請に必要なもの
さて、申請の難易度がさほど高くないのも分かったところで必要なものを用意しましょう。ここではワーキングホリデーの方の申請時を前提にします。
絶対に必要なものは4点
- パスポート
- ワーキングホリデーのビザの証明書(ワークパーミットのことですね)
- 郵便を受け取れる住所(聞かれるのでどこかにメモしておきましょう)
- 申請料金の35ドル(クレジット、デビット、現金)
この4点があれば申請は可能です。
私の場合、この3番目の郵便を受け取れる住所、のせいで申請が遅くなりました。
申請をすると2週間~1か月ほどで郵送されるそうなのですが、引っ越しを控えており住所をどうするかなあとなってしまった訳ですね。
引っ越した後に前の住所に来ても困るし、引っ越す前に新しい住所に来ても困るし…そのため、引っ越しを一週間後に控えた今、新しい住所で申請したわけです。
ですので、引っ越しを考えている方は、その辺を調整してから申請することをおすすめします。受け取りさえできるのであれば、住所変更自体はカードに上から貼るシールを頂いて、書き込むだけとのことなので簡単です。
次に強く用意をおすすめするものが
- 予約
- 質問の答えリスト
の2点です。
これらは必須ではないのですが、あれば申請がスムーズに行えて、精神的負担の軽減になります笑
こちらから予約ができます!予約も難しくはないのですが、一応別で予約方法についてもまとめます。
質問の答えリストって?ってことに関しては、申請の際に聞かれる質問と、その答えをまとめたリストのことですね。
大した質問はないのですが、いきなり聞かれると、えっ!となってしまう方は、やっぱりまとめておいた方が無難です。
実際に私が聞かれた質問内容は以下です。実際のやり取りについては下の申請ってどんな感じ?のところで英語付きで載せておきます。
- 今日はどういったご用件で?
- 住所を教えてください。
- 身長と体重は?
- どのように支払われますか?
以上です!いや、少な!リストいらんやろ!と思うかもしれませんが、私はコミュ障なのでいきなり聞かれると挙動不審になるため用意しておきました笑
こんなの余裕だよーって方は、そのまんま用意せず向かっていただいて大丈夫です。
少しでも心配を減らしたい方は、スマホのメモに入れておくと安心◎
以上が、私が実際に用意した物です。絶対に必要なもの以外は、ご自身にご都合に合わせてください。
申請の時ってどんな感じ? こんな感じであっさり進みます!
さて、それでは私が取得した流れをざっくりとお話していきます。半ば日記みたいになったらすみませんが、こんな雰囲気でしたってなるべく伝わるように書きます…!
会話が崩れているのは仕様です。私の残念英語でお送りいたします。
まず、引っ越しの日程が決まり、受け取れる住所を確保できた後、ネットで予約をぽちぽち。
※大体直近一週間くらいは埋まっていることが多いので、なるべく早く取得したい方は早めに予約をとると良いと思います。
私は6月24日月曜日の11:10に予約しました。月曜日が仕事休みだったからです笑
あと時間に関しては、朝早い方が混んでないという情報はあったのですが、そうなるとスカイトレインが混むので、満員電車なんて真っ平御免な私は昼前にしました。
徒歩圏などお近くにICBCがある方は、朝早い時間をおすすめいたします。
さて、当日はリュックにパスポート、ワークパーミット、お財布を忘れず入れて、スマホを装備。
なんとなく少し早めに出発して予約したICBCに向かいます。(それで早く終わんないかなという下心あり笑)
10:50 予約20分前、早すぎる到着。まあ、私は方向音痴なので、いつも早めに出発するのが常です。道に迷いだしたら20分なんてあっという間に消えますからね!
ICBCと書いてある青い看板の立ててある建物にいざ入室。セキュリティの方と思われるお兄さんになんとなく会釈して入ってすぐの受付に並びます。
この時点で受付は、現在受付手続きの方と私だけでした。が、中には実際の手続き待ちと思われる方が、壁沿いの椅子にたくさん座っておられました。
私座れるところあるかなあ…。
受付待ちをしているうちに、ぞろぞろと後ろに人がやってきます。
私が受付を終えるころには出入口のドアまで5人以上並んでいました。
タイミングって大事だなあとしみじみ思いながら受付を済ませます。
Hi,how can I help you?
ご用件はなんでしょうか?
Hi,I have an appointment for apply to BCID at 11:10.
こんにちは、BCID申請のためのアポを11:00にとってるんですけど…
11:10…(パソコンを確認)Can I get your name?
お名前をお聞きしても?
Yes,My name is 杏
はい、杏といいます。
okay,this is your number please wait over there.
はい、じゃあこれがあなたの番号ね、向こうでお待ちください。
(小さい紙に手書きのメモを渡す。H927と書いてた。)
Thank youと返してから空いている椅子に座りに行く。たまたま一つ空いてて、よかったあと一息。
さて、この番号で呼び出しなのは分かった。
が、その番号は一体どこに表示されるんだろうか?と挙動不審にきょろきょろしまくる私。だって万が一見落としたら笑えないじゃん!(びびり)
しばらく見まわしていると ”ポーン”と音がして天井近くに設置してある電光掲示板に番号が表示されました。
これか!とすぐわかったので、以降は音がしてから番号を確認してました。
電光掲示板は数か所設置されているので、待っている場所から見える思ったより小さめな黒い物体がおそらくそれです笑
掲示板に表示されるのは、呼び出しているカウンターの番号と受付番号。受付番号はローマ字1つ+数字3桁が基本で、呼び出されている順番は見ていても規則性がよく分かりませんでした。
スマホをいじりながら呼び出しを待つこと十数分、あ、そろそろ予約してた時間だなーというところでお呼び出しがかかりました。
呼ばれたカウンターへ向かって、Hi、と一言言ってから受付でもらった紙を差し出す。
(カウンターのお姉さまは結構早口でしたが、思い出せる限り会話を書き起こします。大体こんな感じですよってことで…)
お姉さま
Hi,How can I help you?
ご用件は何でしょうか?
I would like to apply BCID.
BCIDの申請をしたいのですが…
Okay,so please give me your documents?
はい。では、書類をご提示いただけますか?
(パスポートとワークパーミットのことか…)
Here you are.
どうぞ。
Thank you,I would like to ask about your address.Is it apartment? or house?
ありがとう。あなたの住所について聞きたいのだけど、住所はアパートメント?それとも一軒家?
Is an apartment.
アパートメントです。
Okay,so I will ask you unit number first.
オッケー、じゃあユニットナンバー(日本で言う部屋番号)から聞くわね。
×××
(部屋番号を伝える)
Could you tell me your address after that?
その後の住所も教えてくれる?
番地,通りの名前,Vancouver, BC…と住所の続きを伝える
Postal code?
郵便番号は?
(郵便番号を伝える)
Okay… What is your height?
身長はどれくらい?
158cm
(センチメートルで大丈夫らしいから、センチメートルで答えとこ…)
How much do you weigh?
体重は?
ん?いまなんて?多分体重って言ったけど、ウェイトって聞こえなかった…
your weight.
あなたの体重は?
※マイクに近づいて言ってくれた。
あっ!(動揺しまくる) ふぃ…50kg…
(やっぱりか!と思いつつ、自信がないのもあってキリのいい数字で誤魔化す私)
Okay…Applying for a BCID costs $35. How do you pay?
BCIDの申請には35ドルかかるんだけど、どうやって支払う?
By debit please.
デビットでお願いします。
機械で支払いを済ませて、そのレシートと丸印が二か所ついた書類をもらう。
Is there any mistake in the information marked with a circle?If there are no mistakes, please sign at the bottom.
丸印のついているとこの情報に間違いはないですか?無ければ下にサインしてください。
Your BCID will be mailed to your address in a few weeks.
BCIDは数週間で書いてある住所の郵送されます。
OK. (話を聞きながら書類をチェックして、サインする。)
Finally, take a photo for BCID.Please go to over there.
最後にBCID用の写真を撮ったら終わりよ、向こうへ行って。
OK!
(よく分かりましたとアピールするために頷いて荷物もって向かう)
カメラの置いてある前に立って写真待ち…
なんて声かけられるんだろう?
ピカッ!
えっ!!もう撮った!?
お姉さんがなんか言って気がするけど距離もあって聞こえず、視線を彷徨わせているうちに撮影が終わる。
Is this okay?
これでいいかしら?
(完全に視線があらぬ方向へいっている…!全然まっすぐじゃない!むしろお姉さんいいのかこれで!?…でもめんどくさいしもういいや。大丈夫だろ。)
OK!Thank you!
Have a good day!
(いい笑顔で自分のカウンターに戻っていく)
You too!
(さっさと荷物持って帰る)
はい、そんな感じでした。時間にして10分もかかってないかな、って感じです。
写真については本当はあんまりよくないんでしょうけど…(完全に視線が右側をさまよっている)
そもそも写真撮るの嫌いだし、コンパスカードの90分ルールが迫っていたので、さっさと帰ることに笑
(※コンパスカードの90分ルールとは!90分以内なら同ゾーンの移動に追加料金がかからないコンパスカードの謎ルールである!詳しくはコンパスカード解説の記事にて!
簡単に言えば、90分以内に電車やバスに乗って帰ってできれば片道分で済むってことです。)
2ゾーンは片道400円くらい(6/24時点)かかるので、お金勿体ないしということでそっちを優先しました笑
別に身分証明書は見せびらかすもんじゃないですからね!(開き直り)
そんなわけで、無事にBCIDを申請することができましたー!
届くまでにはもうしばらくかかりますので、また届いたらその時はその時でご報告したいと思います。
こんな感じの雰囲気…というのが伝われば幸い…!かつ、どなたかの参考になれば嬉しいです。