やぴー!ワーホリにきて1か月経過した金なし英語力なしコミュ障の三重苦である私です。
ワーホリでの醍醐味でもあり、悩みの種になるのが現地でのお仕事ですよね。
どんなところで働こうか、どんな仕事をしようか…やっぱり最初はジャパレスかな…?とネットで検索すると「ジャパレス きつい」「ジャパレス 辞めたい」なんて出てきます。
めちゃくちゃ端的に言うと、ジャパレスはクソ!ローカル最高!みたいな記事とかも…
それぞれ皆さん前提(渡航理由、英語力、スキルの有無)が違うのはもちろんですが、ジャパレスも考え方によってはいい職場になると思うんだよなあ、と私は感じておりまして。
今回はそのジャパレスで働くメリットについて自身の振り返りとともにまとめていきます。
というのも、3週間まるまる働いた結果…仕事辞めたくなったんですよね笑
辞めたいくせにメリットをまとめる…?
って思われるかもしれませんね。
これには理由がありまして…
その辞めたいというのも職場が悪いのではなく、自身の立ち振る舞いとかコンディションからくるものが大きいのかな、と、この休日に思い至ったわけです。
ですので、ここはジャパレスで働くメリットについて振り返って、状況を整理しようと思い至ったわけです。
- ジャパレスで働くメリットって何か知りたい
- ジャパレスで働いてるけど辞めるか迷ってる
- ジャパレスでの環境ってどんな感じか知りたい
そんな方に向けて書かせていただきます。
(もちろん自分自身の気持ちの整理のためにも笑)
※大前提に違法なお店は論外です!最低時給以下で雇われる、雇用条件等を教えてくれないなど、怪しいお店はジャパレスでもローカルでもやめておきましょう!トラブルの元です!
ジャパレスって何?
まず、まだワーホリ来る前の方や、ワーホリには来てるけど働いてない方に向けてジャパレスについて簡単にまとめておきます。
- ジャパレス=ジャパニーズレストラン(日本食レストラン)
かといって、日本にある日本食とは基本的には少し異なる。
例えば、日本でお寿司=握り寿司のイメージですが、海外ではロールと呼ばれる色々、それはもう色々巻いたお寿司が人気です。
- ジャパレス=日本人が経営しているとは限らない
もちろん日本人が経営しているお店もありますが、韓国人、中国人…他のアジア系の方が経営されているお店も多いです。
- 働いている人はアジア人多し。
これは見てる限りオーナーと同じ国出身の方が多いように見受けられます。日本人オーナーのお店→日本人多め 韓国系、韓国人オーナーのお店→韓国人多め)
※上に伴って、働いている人が多い言語が職場で飛び交うことになります。
(ジャパレスで完全英語環境は基本望めません)
こういった感じでしょうか。
ちなみに私が今働いているのは、日本人オーナーのお店です。
韓国人オーナーのお店にも面接には行って、採用されかけましたが辞退しました。(これについては就活のお話としてまたまとめます笑)
よくワーホリのブログではローカルの仕事をGETしたい!といったお話を見かけます。
これは簡単に言ってしまえば、ローカルの方がオーナーで地元の方が働く英語環境の仕事ってことですね。
ワーホリで英語を伸ばしたいという方はやはり英語環境を望まれるようです。
私の場合、正直英語力は生活できればそれでいいって考えです。
むしろ初めての仕事で英語での指示が分からなくて、それに対してどうやって英語で聞けばいいのか分からない…そうなった時に、強い気持ちでコミュニケーションをとれるタイプではないです、私は。
なんだったら数日…一時間で逃げたくなるでしょうね笑(そして逃げることもできず憔悴するまでがセットです。)
そんなわけで、ジャパレスをみなさん避けてますが、
- まだ英語力に自信がない
- 仕事でのコミュニケーションに言語的なストレスを感じたくない
- エージェントや語学学校を利用しておらず知り合いの日本人がいない
- 私のようなコミュ障
そういった方は、ジャパレスで働くという選択肢、もしくはジャパレスを足掛かりにするっていう選択肢は全然有りだと思います。
現地で生活すること、働くことに慣れてから、ビザの残存期間が6か月以上あるうちにローカルのお仕事探しっていう方法もありますから。
話が逸れましたが…基本的なジャパレスの情報はこんな感じです。
ジャパレスで働くメリット
前置きが長々となってしまいましたが、本題に入りたいと思います。
先ほどの前置きの中でちらほらと見え隠れしていたメリットについてお伝えします。
- 基本的に言葉が通じる
- 知っているものを扱う
- みんな真面目に働く
- 困った時に相談できる
- 日本人のワーホリの先輩が見つかる
こんな感じでしょうか。見ての通り、当たり前のことしか書いていません。
が、この条件が揃うのはジャパレスだけだと思います。
そして私のような英語力、コミュ力がない人間にはとても大切な要素と言えるでしょう。
では、それぞれのメリットについて説明しますね。
基本的に言葉が通じる
まず、第一に基本的に言葉が通じる
いや、当たり前だろって話なんですけど笑
でも想像してみてください。まだ到着したてほやほやの右も左もわからない土地で、言語もあやふやなままお仕事をするという大変さについて。
生活にもまだ慣れていないのに、お金は必要だから働かないといけない。
そんな中で、仕事中に言葉が通じないとなるとストレス倍増どころかストレスフルで死にそうになりますよね。
私はほぼほぼ言葉が通じない環境で働いたことが、人生に一度あります。(その時はスペイン語)
これほどにもないストレスを感じました笑
周りの方々はめっちゃくちゃ優しかったです。
言葉がちんぷんかんぷんで、そのせいで簡単な仕事しかできない私を責めたりなんてことは絶対にありませんでした。
なんなら積極的に話しかけたり、一緒に賄いを食べてくれたりしました。
でも、その環境を受け入れられる人がどれほどいるでしょうか。
心が強く、向上心のある方なら、そういった環境でも頑張ってお仕事をして、語学を習得して…とできたかもしれません。
しかし私は語学力なしコミュ障なんなら内向型のHSP気味の人間です。
そんな私はその環境に耐えられませんでした。
周りに迷惑をかけていることを自覚する日々、会話が分からず愛想笑いする日々。
トイレに行きたくても何か聞きたくても、正しい言葉を探すうちに口から言葉が出ない。
そもそも日本語でも新しい環境だと意思表示が苦手な私には、正直辛い環境でした。
そういった経験もあり、ワーホリに行ったらとりあえず最初は言語が通じるところだなと考えてました。
(※いや、語学勉強してからにしろよって話かもしれませんが、先ほど話したように私の前提は語学のために、の渡航ではないので悪しからず…ただ現地での生活に興味があっただけです。)
慣れない土地で、慣れない生活、最初は生活するので精一杯。
それが当たり前だと思います。
だけどもお金は稼がなきゃいけない…なら、とりあえず最初は言葉が通じるところで働く。
英語力は伸びにくいかもしれません。
でも、1年間しかないワーホリで、嫌になって途中帰国するよりはいいと思いませんか?笑
もちろんそこで働き続けなくてもいいんです。
上にも書いたように、生活にも慣れてきて、ビザの残存期間が6か月以上あるうちにまたお仕事を探せば、きっと見つかりますから。
私は仕事変えるならそうしようかなと今考えてます。
毎日のように顔を合わす人と言葉が通じるか否かのストレスは結構侮れませんよ。
知っているものを扱う
これは説明するほどでもないのですが、ジャパレスで扱うものは普通の日本食とは違えど、基本的には知っているものです。
海外仕様の部分については、何だこれ…と思うところはあるでしょうが、基本的には聞かなくてもわかるものばかりです。
そうするとお仕事を教えてもらうときに、これは何ですか?あれは何ですか?そういった質問をする必要が減るんです。
これはコミュ障にはありがたい。
日本で働くにしたって、本格的なイタリアンですとかフレンチで働くとなったら様々な用語を覚える必要があるわけです。
新しい職場で働くと、ただでさえ覚えることばかりです。
そういった負担を減らすという意味でもジャパレスで働くのはおすすめですね。
まあ商品については見知っているものが多いですが、仕事道具として扱うものについてはやはり海外仕様であることが多いです。
注文を取るアプリですとか、キッチン道具ですとか…。
そういったものはきちんと聞いてから扱いましょう。何があるかわかりませんので。
みんな真面目に働く
これについては完全に主観のお話になりますが、周囲(ホストマザーや海外で働く友人など)から聞いたお話も含めてまとめますね。
※差別的な意味合いはありません。
まず、やはり日本人は基本的仕事をまじめにします。冗談抜きに。
が、海外の方となるとそれぞれのお国柄もあって、仕事をまじめにする人ばかりではないです。
暇があろうとなかろうとトイレでスマホをポチってる方、おしゃべりばかりで手が動かない方…色んな方がおられます笑
といっても、日本人にとっては仕事をまじめにするのなんて当たり前…。この当たり前が怖いところです。
他の国の方からすれば、時給で働いてるんだし、なるべく楽したほうがいいじゃない。
仕事するために生きてるわけじゃないわよ。などなど…
いろーんな考え方があります。
それは人それぞれ自由なんですよ、もちろん。
それで真面目に働いているこちらにしわ寄せさえこなければ…
まあ基本しわ寄せがくるのはこっちだし、割を食うのはこっちですけどね!
この多様性を受け入れるキャパがないうちは、不平不満がたまります。
そうすると働くのが嫌になりますよね。
それを防止というか、避けるためにも仕事へのスタンスが似ている同じ国の人と働くということも一つのメリットです。
これについてはワーホリで過ごす時間が伸びて、いろいろな人と接する機会が増えるうちにキャパが広がって許容できるようになるかもしれませんし、ならないかもしれません笑
ただ、心にも余裕ができれば、自分なりに対処できると思います。
その余裕がないうちは、同じようなスタンスの日本人の方が多めな環境で働くことをおすすめします。
困った時に相談できる
これは言葉が通じるというメリットと被る部分はありますが、初めての国でワーホリ生活となれば困ったことはいっくらでも出てきます。
ネットで調べても実際どうなの…?といった疑問とかもちますよね。
特に現地での生活についてですとか、細かい部分についてはやはり今、実際に住んでいる方の方が詳しいわけです。
そういったことを職場の方が日本人なら、日本語で相談できます。しかも、べったりと付き合う必要もなく。
留学系のエージェントや語学学校を利用していない方は、やはり相談できる相手がいないというのが大きなネックになると思います。
コミュ力のある方なら、人の集まりの場に参加して顔見知りや友達を作ることも可能ですが、私はコミュ障の人見知り、しかもわいわいするのも苦手です。
困ったことはすべてGoogle先生に聞くしかない、Google先生だけが味方…そしてGoogle翻訳が友達…
とまあ、こういった状況が発生します笑
別にそれでめっちゃくちゃ不便するってことはないですよ、もちろん。
今は検索すれば、大体のことは知ることができます。
こういった誰かの体験を基にしたブログもたくさんあります。
しかしながら、日本とは違い誰も生身の人間に相談できないというのは、やはりリスクがあるなあと思います。
というのも…トラブルに巻き込まれたときに助けを求められないからですね。
今回は細かくは書きませんが、職場の先輩がシェアハウスの契約絡みのゴタゴタで、大家さんがお店にまでくるという事態を目の当たりにした私にとっては、
Google先生にしか頼れないのもまずい…!
と深く深く実感したわけです。
ちなみに先輩は、職場の英語が流暢かつ、法律などにもある程度知識のあるサーバー(スタッフ)さんによって、なんとか事なきを得たみたいです。
どんなに注意を払っていてもここは日本ではありませんから、何がトラブルになるか日本人の私たちにはわかりにくいです。
気づけばトラブルに巻き込まれた!なんてことも、あるかもしれません。
そんな時に、現地には誰も相談できる人がいない、Google先生は答えは教えてくれるかもしれないけれど、その場にはいてくれない…、ってなると…
やっぱり辛いですよね。
しかも職場の方ならプライベートまでお付き合いする必要もありません。
人として最低限礼儀を尽くして接して、お仕事をちゃんとしていれば大体の人は、少なくとも誰か一人くらいは、お話くらい聞いてくれます。
そう思うと、ジャパレスで働くというのは、コミュニティに属するのが苦手な私のようなタイプにとっては一石二鳥です。
お仕事も得られていざとなったら相談する相手も得られる。
しかも望まない限りプライベートのお付き合いなし!
…一石三鳥ですね!
※もちろん相談事に乗っていただいたり、助けて頂いたら、人としてちゃんと感謝してお礼はしましょう。まあ、利用するだけしてやる!なんて気位の高いコミュ障はいないと思いますが笑
日本人のワーホリの先輩が見つかる
これは先ほどのお話にも被るのですが、ジャパレスにはワーホリの先輩が高確率でいらっしゃいます。
なんなら、その方がワーホリを終えて帰国するから、その交代要員として雇われてる可能性がとても高いです。
大体のケースで、教育係になるのはその人です。
その結果、お仕事を教えてもらう合間に、ワーホリでの経験をちらほら教えて頂くこともままあります。
もちろん他の国から来ているワーホリの方のお話もためになります。
が、やはり日本人というバックグラウンドを踏まえた上での、お話は結構大事だと思います。
ワーホリの中でこんな困ったことがあった、あそこは危ないから行かない方がいい、こういったことに日本人はカモにされやすいから…などいろいろあります。
もし教育係でなくても、お話が好きそうな方がいたら、休憩時間とかに聞くのもありかもしれません。
私はそこまで積極的ではないですが、仕事場の方が話してる内容は軽く耳を傾けてます。(よく日本人というくくりのお話をしていらっしゃるので…。完全プライベートなお話はスルーしてます。)
まあ、ワーホリに行く方って結構アグレッシブな方も多いので、参考になること、ならないこと、色々あると思いますが、情報はあるに越したことはありません。
情報を得たうえで、その取捨選択は自分自身ですれば良いのです。
渡航して間もない間は、無理をしない範囲でお話がてら情報収集をすると、今後の生活に役立ちますよ。
まとめ 考え方によってはジャパレスで働くメリットたくさん!
さて、いろいろメリットを挙げてきましたが、当たり前だろーって話ばかりでしたか?笑
でもこの当たり前が当たり前でなくなってしまうのが、海外生活ではないでしょうか。
ジャパレスは確かに最低賃金であることが多いですし、日本人ばかりですから仕事も厳しくなりがち…
ですが、
まだ渡航したてで右も左も分からない…!英語力はないけど、すぐ働かないと…!内向的だしコミュ障だから当たって砕けろなコミュニケーションなんて無理!
そんな方たちには十分メリットがあると思います。
仕事がきつい、給料いつもらえる?、保険は入れる?などなど、そういったことも日本語で相談、ないし質問できるので、ちゃんと勇気を出して聞きさえすれば騙されるなんてことも起こりにくいです。
(ちゃんと雇用契約は結ぶようにしましょうね、カナダでは家も仕事も何もかも口約束は反故にされてもおかしくないです。証拠ありきです。)
そしてカナダでの生活、お仕事にも慣れてきたときに、日本人環境で働くこと、日本語環境で働くことに物足りなさや不満があればローカルジョブを探す、そんな方法もありかと思います。
※お仕事を変えるなら最低ビザの残存期間が6か月以上あるうちにしましょう!!あと時期も考えましょうね!(冬場はオフシーズンのためお仕事が激減する模様…!)
一足飛びにローカルジョブゲットだぜ!をしようとすると、
仕事見つからない→どこでもいいから雇ってもらう→首になる→心折れる
なんてことが起こり得るので…(その手のブログ記事の多いこと…)
一年しかないんだから!で焦るとは思います。
でも一年しかないからこそ、まず、自分のできることを積み上げて、その上にチャレンジを乗っける。
それが一番大事なのではないでしょうか?
チャレンジももちろん大切ですが、自分自身の体も心も大事ですからね。
私は今の環境に現状満足してます、上記に挙げたメリットはやっぱり見逃せません。
私自身、ローカルへの転職も考えました。
しかし、カナダにきて1か月と少し、まだビザにも少し余裕はある。
それなら得られることを得て、それから考えようと思います。
何より渡航1か月後ってやっぱり気づかないうちに、ものすごく心身ともに疲れ果てているようで…!
むしゃくしゃして日本にいる姉に愚痴をぶちまけて、しこたま食べて、寝たら割とすっきりして、上記のように考えられるようになりました。
ジャパレス辞めたい!って人も、慣れない生活に疲れ果てていませんか?
私のように、とりあえず一日何も考えず、食べて、寝て…としてみたら、
案外疲れ切ってただけかも…となる…かも!!
だって日本で新しい仕事しても大体3ヶ月くらいまではしんどいですしね笑
それでもやっぱり辛いし辞めたい!という方は、お仕事辞めていいと思います。
それは多分ただの疲労ではないので。
理不尽に辛いことをしにワーホリに来たわけではないでしょうし、相性が悪いのかもしれないですしね。
日本でだって同じ職種でも職場の合う、合わないってあると思います。
それだけの話ですし。
気軽にほいほい辞めるのがいいとは言いませんが、我慢して我慢して働いて爆発して急に辞めます!ってしちゃうくらいなら、
働いててここは完全に合わないな…と感じた時点で相談、その後、やめるのは全然ありだと思います。
お互い時間を大切にしたいでしょうから。
色々お話が逸れましたが…そんなわけで、きらきらしてないジャパレスだっていいところありますよ!のお話でした!
どなたかの参考になれば幸いです!