金もない!英語力もない!コミュ力もない!ないない尽くしの私です、こんにちは。
今日は先日、7月1日に決行したお引越しについて書きたいと思います。
前回、前々回に引き続き、お役立ち情報というよりかは、私個人の体験をシェアする形になります。
- 海外で引っ越しってどんな感じ?
- どんなふうに引っ越すの?
- ホームステイからの引っ越しを考えてるから参考にしたいな。
そんな方には多少参考になるかもしれません!(参考になったら嬉しい)
引っ越し当日の流れを、雰囲気が伝わるように今回も細かく書いていきます!
朝 片付け 発つ鳥跡を濁さず
引っ越し当日の朝、8:00に起床。
起きて軽く身支度を整え、寝ていたベッドのリネン類を洗濯します。
これについてはそれぞれ住んでいるところのルールがあると思うので、それぞれの退去時のルールに従うのが◎
洗濯機にかけている間にホストファミリーと朝ごはんをいただきます(たまたまかちあった)。
めちゃくちゃ晴れていたので、洗濯しているリネン類は乾燥機にかけるのか、それともベランダに干すのか一応ホストマザーに確認をとりました。
乾燥機にかけて乾かなかったら干そうかな?とのことなので、洗濯機が止まり次第乾燥機へGO
今日は世間は祝日、カナダデー(建国記念日)です。
遅めに起きてくるホストファミリーと雑談をしていましたが、一度引っ込んでお部屋の掃除へ。
まとめた荷物をどけて、海外の古い仕様の重い掃除機で部屋を一通り掃除します。
どうやったらこの掃除機動くんだ…?と最初の3分ほど一人で掃除機と戦ってました笑
海外仕様の普段触らない家電は、壊しそうでおっかなびっくり探り探り触るしかないですよねー。
そんなことをしつつ、ゴミ箱などにゴミなど要らないものが残っていないか確認しながら、部屋をきれいにしました。
こういうことをしていると自然と感慨深くなりますよね笑
もう一か月半経ったのかあ、とか思いながら掃除に精を出すこと数十分。
乾燥機が止まって、掃除もちょうど終わったので、リネン類をチェック。
十分に乾いてそうだったので、そのまま畳んでベッドの上に積みあげてようやく一息です。
ホストマザーにリネン類が乾いていたこと、畳んでおいてあることを報告して、しばし休憩笑
この時点で10:30頃でした。
予定では12:00出発の13:00到着のつもりでしたが、世間は祝日だしなあとまたもや心配性が出てきたので少し予定を早めて11:30に出発することに。
歩いて駅まで行って、スカイトレイン+バスで移動するつもりだったので、何気なくホストにもう少ししたら出発するねーと声をかけたところ…
『あ!駅まで車で送ってあげるからちょっと待ってね!』
いや、ほんと最後の最後まで…なんという気遣い。ありがてえ。
恐縮しながら、荷物を部屋から出す私にホストマザーが
『今までたくさん留学生とか受け入れてきたけど、やっぱ一番荷物少ないわ笑』
と笑いながら言いました。
実はこのやり取り、到着初日にもしてるんです笑
『えっ!?荷物それだけ?少ないね!』
これが会った初日開口一番のご挨拶でした。ちょっと懐かしい。
そんな私の荷物はと言いますと…
およそ60L(1週間くらいの旅行にちょうどいいとされるサイズ)のキャリーケース1つ
2泊分くらい入るリュック1つ
以上!
しかも、エアラインの受諾荷物の制限は30kgでしたが、家で計ったら12kg笑
…みんな何入れてるんだろう?
服とかが最低限過ぎるのか…?まあいいか。
ホストファザー、娘ちゃん、ホストマザーのご両親、それぞれとお別れの挨拶をして、車で最寄り駅まで送っていただきました。
ホストマザーとは車内でお別れをして、謎の感慨深さを胸に駅のホームへ向かいます。
さて、思っていたよりも空いているスカイトレインでいざ、新居へ!
※引っ越しすることが前提だったので、滞在中も基本的に荷物は増やさずにいました。
引っ越しを控えている方は、やはりなるべく身軽な方が時間もお金もかかりませんよ!
滞在させてもらった場所には感謝の気持ちも込めて、最低限掃除等をして原状回復に努めましょう。
昼 移動 12kgのコロコロと30分の旅
キャリーケースを転がしつつスカイトレインに乗車。
予想より空いていたものの、祝日とあって多くのお出かけに向かうであろう方々がおられました。
私は後から引っ越し日が祝日だと気付いたのですが、できれば平日、もしくは普通の休日の引っ越しをおすすめします笑
なるべく邪魔にならないように立って、10分ほどでいつも降りている駅へ。
さて、上に行ってバスに乗るかな…と思いつつ、いつもは使わないエレベーターへ向かおうとすると
『ごめんね、今日はエレベーター使えないの。』
…なんですと?
スカイトレインの職員らしきお姉さんに困った顔で言われ、茫然とする私。
よりにもよって今日使えないのか…!
仕方ないので諦めて気合でキャリーと共に階段を上ることに…。
今日は祝日で皆さんの足取りもゆったりめ。
そのゆったりさのせいで運動不足の私は余計にひいこら言いながら階段をなんとか上り切りました。
アラサー引きこもりの体力不足なめんなよ…!と謎の毒を心の中で吐いてバス停へ。
混むと邪魔になるので利用者の多いバスは避けて、普段から比較的空いているバスを選ぶことに。
少し待つとちょうどバスが来たので、荷物と乗り込んでまた邪魔にならなさそうな位置取りでスペースを確保しました。
ここまで来たらもうあとはバス10分ほどと、徒歩5分ほどを残すのみ…!
この日はめちゃくちゃ天気がよくて、暑いくらいだったので早く着きたかったのが本音です笑
ちなみにその日乗ったバスの運転手さん、超エンターテイナーというか、めっちゃサービス精神旺盛?な方でした。
乗り込むお客さん一人一人に挨拶をして、出発する際も『Here we go♪』とまじで♪がつくようなテンションで声掛けするという笑
しかも、これをどのバス停に止まってもする。
毎回する。
バスの運転手の方って、親切でも積極的にコミュニケーションをとるような方は見かけたことがなかったのですが、この人はずば抜けてました。
疲れてるのに、なんかいいものに出会ったなあとか思いながら、涼しい車内を満喫してました笑
(バンクーバーのバスに乗ってて思ったんですが、雨が降って肌寒いと絶対暖房ついてるし、ちょっとでも暑いと冷房がしっかり効いてるという…。日本ではその日の温度というより、時期でつけてるように感じたので、こっちの方がありがたかったり笑)
10分ほどで目的のバス停についたので、下車して日差しが暑い中、近くにあるベンチへとりあえず避難。
というのも、まだ12:45にもなってなくていくらなんでも早過ぎる。
まだお昼ご飯食べてそうだなあ…とぼんやり思ったのでベンチで時間を潰すことにしました笑
しばし休憩がてら約束の時間までスマホをぽちぽちしつつ、街を眺めていると、楽しそうに歩いている人がちらほら。
そりゃ祝日だもんねーとか思いつつ、みんな楽しそうだなあと、なんだかこちらまでほっこりした気分になりました。
そんなことをしているうちに時間も近づいてきていたので、『少し早く着きそうですが、大丈夫ですか?』と一言連絡を入れて、のんびり出発。
早く建物に入って日差しから逃げたい笑
すぐに『OK!』と返事がきたので、キャリーを転がして坂道を少し上って目的地へ。
(海外って結構急な坂道が普通に街中にありますよね笑)
日頃の運動不足を感じながら歩いて5分ほどで無事到着!
到着しましたよ、とまたテキストを送ると、数分と経たずににこやかなR氏の姿が笑
ほんといつもいい笑顔だよな…とか思いながら、数週間ぶりにご対面。
爽やかなR氏を後目に、汗だく疲労困憊の私。
超みっともない再開を果たすという笑
そんなわけで、私は荷物も少ないしお金もないので、スカイトレインとバスで引っ越しました!
後日、職場のワーホリで来てる人に聞いたら、Uberを使う人が多いみたいです。
『はえー、なるほどなー。』とか呑気に感心してました笑
確かに人間1人と多めの荷物だったら、それが乗る車で移動する方がドア to ドアで楽ですもんね。
荷物もってひいひい言いながら移動する必要がないわけだ…!
というわけで、皆さんもスカイトレイン+バス+徒歩が厳しそうなら、Uberという手段がありますので、ご検討ください笑
午後 入居にあたって
Rさんと世間話をしつつ、部屋に案内してもらい、荷物をようやく置けました。
普段使わない筋肉がすでに悲鳴を上げていましたが、そんなことを感じさせない雰囲気で入居にかかわる説明を受けました。
だって早く一人になって解放されたい…!
もうすでに疲れきってて一刻も早く荷解き、買い出しを終えてのんびりしたい一心でした笑
内見では説明されなかった細々とした説明と、今は空きスペースになっていた収納について説明をしてくださいます。
私は生活用品の費用はどんなふうに分けるのかなあ?と思っていたのですが、それについても説明がありました。
Rさんと私の場合は、洗剤やトイレットペーパーなど、ストックがなくなりそうになったら、前回購入していない人が購入。
ストックを補充したらRさんが作成している表に、名前を記入して記録するという所謂ターン制でした。
二人だからこの方法が一番お互い負担がないかなって思ってると、Rさんは言っておりました。
シェアハウスの場合ですと、大家さんが補充するパターン、気付いた人、当番の人が買ってきてその費用を割り勘するパターン、今回のようにターン制のパターンとそれぞれあるようです。
これについても、入居前に気になるようなら質問しておくといいと思います。
私はシェアする相手が1人だったため、さほど問題にはならない(各々購入もしくはシェアでも)と判断したので、あえて質問はしませんでしたが…。
Rさんからは15分で説明するね!と言われていましたが、気付けば15時前…。
15分とは…?
いや、私も全部の説明を聞くとすれば15分なんかじゃ終わんないだろうと思ってたんですよ。
バスルーム、ランドリースペース、生活用品のシェアについて、週1のシェアスペースの掃除について等々…せめて1時間はかかるだろうなあと。
まさかの2時間コース笑
薄々感じてましたが、Rさんはかなりきれい好きな方です。
話の口々に『僕はそんなクレイジーに気にしてるわけじゃないけど…』と前置きを置いて、ここはこうしてね、あそこはああしてね、と説明をしてくださいました。
言うてることとやってることが違う…なんて水は差しませんでしたよ。
ちょっとこのきれいさを保つルールを、全て守れるか一瞬不安になっただけです。
私自身は掃除なんかやんなくても死なないから大丈夫タイプなんですよね…。
虫が怖いので水回りは気を付けるのですが笑
まあ郷に入れば郷に従え、ルールはきちんと守るつもりです。もちろん。
まあ、そんなこんなもありつつ、おしゃべり好きな(おそらく)Rさんも疲れたところで説明も終わり、個室とアパートの部屋、そしてこの建物の鍵を頂いて解散!
5分で荷解きを終えて、いざ買い物へ!
気付けばお昼ご飯を食いはぐれぐうぐう鳴るお腹を抱え、もうサブウェイでも買って食べて寝たい…という気持ちは抑え込んで買い物に行きます。
じゃないと明日から仕事ですし、絶対ずるずる買い食いがする羽目になりますからね…。
夕 買い出しと一人で引っ越し祝い
すきっ腹を抱えつつ外食はしない…!と強い心で、空のリュックとエコバック(ダイソー)を持って買い出しへ。
周辺には西友のような安いスーパー、100均とまではいかないけどディスカウントストア、一般的なスーパー、オーガニック系のスーパーとお店が揃っています。
今回はディスカウントストア、Save-on-Foods(一般的なスーパー)、NOFRILLS(安いスーパー)を梯子して最低限のものを購入する予定でした。
石鹸置き場や簡単な調理道具、シリアル、アーモンドミルクなど、とりあえずのものを揃えつつ、引っ越し祝いのカナディアンビーフとビールを購入したのは言うまでもありません。
お酒はリカーショップにいかないとないのですが、これもスーパーの近くにあって吸い寄せられるように入ってしまったことは否めません笑
不慣れながらに買い物をしてると、体とリュックの限界がきます。
そうです、ここはカナダ。
なんでも1つのパッケージがでかくて重い!
購入したアーモンドミルクは1.85Lで2kg近いし、そこにオリーブオイルなども購入していたので、もう肩と腕、リュックもぱんぱん!
1回で買い出しを終えるはずが、泣く泣く一時帰宅をし買った荷物を片付け再び出陣…!
一体いつになったらご飯食べれるんだろう…と少しひもじくなりましたが、お家でお肉が待っている!ということで頑張って買い出しの続きをしました。
17:30頃に終えて、もう残り少ない体力でシャワーを浴び、ようやくご飯にありつけることに笑
初日なので焼くだけで終わらせたくて、よく分からない電熱コイルのコンロでお肉を焼いて、簡単なサラダキットのサラダを添えて完成!
身体を酷使して購入したビールとともに、一人で引っ越し祝いをしました笑
カナダにきてほぼほぼお酒を飲んでいなかったので、ビールが染み渡ります…!
正直スーパーなどもゆっくり見て回りたかったのですが、もうなんせ休みたすぎて…
買い物リストにあるものを頑張って探して購入するだけとなってしまいました。
今度お買い物行くときは、ゆっくり見て回ろう…と心に決めつつ、久々の牛肉を堪能。
日本のお肉と違ってごりごりの赤身なのが私好みで最高でした笑
この日は自分を甘やかすということで、好きなだけ食べて飲んで、明日からの仕事への英気を養い就寝。
なかなかハードな引っ越し当日でした…。
やっぱり翌日もお休みの方が絶対に良いということは言うまでもないですよね、反省。
まとめ 引っ越しには2日間みといた方がいい
はい、私は反省しました。
引っ越しは近くても2日はみといた方がいいですね。
どう頑張っても疲れが取れないし、生活をとりあえず整える前に仕事になってしまうので一日でやるべきことのボリュームが大きすぎました笑
2日間あれば荷解き、買い出し、周辺の散策など余裕をもって行えそうです。
私みたいに引っ越しをなめていると、翌日筋肉痛でひいひいいいながら仕事をする羽目になります笑
まあ引っ越しをなめていた、というよりかは、そこしか都合がよくなかっただけなんですけどね。
引っ越しのために仕事休むなんて考えは、元社畜の私には思い至らない考えでした。
どうりで職場の方が引っ越し1日で大丈夫?とやたら聞いてきた訳です…!
皆さんは私みたいに体力がないなら、引っ越しには2日は最低みておきましょうね。
そんなこと言われるまでもないですよね笑
こんな感じで、私の初引っ越しはドタバタと終了いたしました…。
いやー、無事終わってよかった!
少しでも皆さんの参考になれば幸いです!またね!